この道具の魅力
ずっと存在は知っていて、気になっていたけれど、ようやく導入出来たのでがっつり使ってみました。
はっきり言ってめちゃくちゃ好みの竿です。たぶん、今まで触ってきたエギングロッドの中で一番好み。
何がそんなに好きかというと、僕がエギングの考え方で一番大事にしている要素とラーテル77のコンセプトの根本が同じなところ。
それでは、もう少し具体的に。このラーテル77はテンションの張り具合でバットまで竿がもたげてくれるパワーとテーパー設計をしてあります。
また、パワーが弱いこととショートレングスのお陰で、かなり自重が軽い。そのため、テンション張った時の潮の変化が非常にわかりやすいのです。
ついでにいうと、この柔らかいセッティングはウネリが強い時などのエギの無駄な揺れを吸収してフォールをより安定させてくれます(たぶん)。
そして何より、バッドパワー設計が絶妙で一般的な3.5号のエギをしゃくった時にギリギリパワー負けしないパワー帯になっています。このお陰で、エギをしゃくった時に、潮がどう流れているか、水深がどのくらいか、エギにゴミはついていないか等の情報を的確に感じ取ることができます。それをうまく感じ取ってあげることでイカが食う一瞬の地合を捉えることが出来るのです。
先日の話ですが、潮が悪くなったのでそろそろ移動するかと友人と片付けをしていて、片付け後に最後一投だけしてから移動しようかということがありました。しかし、その一投で先程まではなかった底の潮を感じることが出来たため、「潮が良い感じなので、荷物は広げずにあと少しだけ投げましょう。」となった次の一投。1900gの良型をキャッチ。ラーテル77の潮に対する感度が無ければ確実に取り逃がしていたイカでした。
このように、個人的に潮を釣っていくことが最重要であると考えているエギングにおいて、ラーテル77の潮を感じる能力はすごく武器になります。
実釣でのインプレ
その他、ラーテル77を触ったことない人が気になりそうなところについても触れておきます。
飛距離は特に問題無し。普通に飛びます。ティップ絡んだら死にそうですが(笑)。4号は扱いにくいですが、正直ほとんど使わないので問題無し。
良いところばかりではなく、個人的に思うところもいくつか。まず、折れそう…先程も書いた通り、エギングロッドとしては、かなり弱いパワーで作られた竿になります。僕は全然不安無く扱えるのですが、一般的なアングラーがどれほど扱えるのかは結構疑問です。ティップ絡み等のワンミスで折れると思います。しかしながら、ある程度腕のあるアングラーならその点は全然問題無いかと思いますので、ある意味、かなり使い手を選ぶ竿ですね。個人的にやっぱりショートロッドはやれることが減るので、ロングロッドの方が好みです。ただ、ショートレングスのおかげでこの感度が出てる気がするので、そこはトレードオフですかね。
最後にエギング中にメタルジグ投げたり、ボトムワインドしたりするのが自分のスタイルなのですが、ラーテル77は一般的にエギングロッドでやりやすいエギング以外の釣りが総じてやりやすくないというのも個人的にはネックです。ただ、メバルプラッキング等、普通のエギングロッドでは出来ない釣りがしやすいのも面白いところかもしれないです。
とりあえずキロupまでしか釣ってないですが、僕のインプレッションはこんな感じです。全てのエギンガーに一回は触ってもらいたい。そんな竿でした。