訪れた転機
真冬のホワイトモンスター。
2年前にゼロから開拓をスタートしたこの釣り。ポイントもわからなければ、そもそも釣れるかどうかもわからないエリア。もちろん最初はアタリ一つ無く時間だけが過ぎていったけど、去年、自分がこの時期のエギングで大切にしている要素がある程度揃ったので、弾丸で行ってみると面白いように釣れた。そこから条件を変えつつ通って、いろいろなことを経験した。
そして、今シーズン。条件がほぼ完璧に揃う。
そもそも、水温、気温、気圧配置、月齢、潮、風、ウネリ、ベイト、ポイント等々。条件は複雑なわけで、完璧に揃うことなど、1シーズンに1回あるかないかどうか。ましてや、その日にフィールドに立てるかも考えることなおのこと…
今回偶然フィールドに立つことが出来たとはいえ、実釣で使える時間は4時間。そんなに長い実釣時間ではないが、モンスターが釣れるとするならこの4時間のうちのとあるタイミングの潮が大きく動く瞬間と経験上わかっている。
そして、その瞬間に突入する前にまずめ地合でデカイカをキャッチ。2850g。良型である。しかし、狙いの個体ではない。
……これは狙いのタイミングで本当にモンスターが出るのでは?そう信じながら、地合を待ちつつ、刻一刻と変化する水中の様子に集中する。
振り返って思うこと
今回釣れたポイントは2年前から神ポイントだろうと思っていたポイントで、前の釣行で入念に水中の地形を探っていたポイント。モンスターが食うならここだろうというピンを2箇所見つけられていたのも大きい。
そして、そのピンポイントにエギを送り込める潮が一瞬流れたのを感じたので、その潮に合ったエギを投げる…良型のイカが食うのにちょうど良い潮の層と速度。
一投目は反応無し…しかし、この時点で確信があったので、もう一投する前に「…もう釣れるよ」と同行者に言ってからの2投目。ボトムの潮に入れ込んでから、エギを水に噛ませてピンに流して行く…
そして、その瞬間が来た。鳴り止まないドラグ。潮に乗ってどこまでも糸を出していく。しかし、これを想定して、よつあみのリアルデシテックスを新品210m巻き替えておいたので、ラインブレイクの心配はしない。
直前に2キロupの個体とは違う引き。全然上がってこない(笑)。同じタイミングで同行者にも良型がヒットするも、痛恨のバラシ…
最後まで水中で抵抗して、結局上がってきたのは足元。「…3キロいってるわ。」無事ランディングして、写真撮影。
計測すると、胴長44cm重量3050g(エギ抜き)。シロイカ系アオリイカの自己記録更新でした。
ゼロから開拓したこの釣りで、コンディションバチバチの3キロoverを釣りたいとは思っていたけど、案外早く達成出来た(笑)
条件、タイミング、ポイント、タックルセッティングと、完全に狙い済まして獲った一枚だったけど、逆に釣りでここまでハマることがあるのかというくらいに完璧。
いやぁ、釣りって面白い。